バッチ博士の哲学バッチ博士著 「なんじ自身を癒せ」より★バッチ博士は、当時、名声を得た医師でした。 ホメオパシーのメソッドに添ったワクチンの開発を始め、 「7つのバッチ・ノソッズ」は、現在でも使われています。 しかし、次第に西洋医学には、限界を感じるようになりました。 「現代医学の失敗の主な原因は、原因ではなく結果ばかりに 目を向けてきた点です。」 「病気は、本質的に魂と意志が争った結果ですから、霊的な面と、 精神的な面の努力なしでは、根絶されることは、決してありません。」 ★病気の本当の原因は、感情の乱れにあると考えました。 「私たちの魂と個性がうまく調和している限り、健康で楽しく、 平穏で幸せに暮らすことができます。私たちが世俗的な欲望にかられたり、 他人の影響を受けて、魂によってしかれた道から外れたときに、 対立がおこります。この対立は病気と不幸を招く根源的な原因です。」 ★博士は、感情を癒すことによって、病気を防いだり、改善したりできると考えました。 でも、時には、病気になる事で、学び、成長できるとも考えました。 「病気は大変残酷ですが、反面、恩恵を得るところや役にたつところがあります。 病気が正しく解釈されれば、それによって、私たちの非常に重要な欠点を知ることができるのです。」 「・・・病気をなくすことは、人類が宇宙の普遍の法則の真実を理解し、 それを人間に適用し、その法則に従い、魂と個性の間の調和を実現し、 人生に真の喜びと幸福をもたらすことができるかどうかにかかっています。 そして、医師の役目は、患者に真実を理解させ、調和を実現する方法を説き、 自分のなかにすべてを克服することのできる神の力があることを信じさせ、 性格の調和と身体自体の治癒力を高める薬をあたえることです。」 ★魂の調和をはかり、道を誤らせる物の影響を受けず、よそ見をせずに人生の旅を進んで行くには、 ハイアーセルフとの会話によって可能になると博士は言っています。 「人生は私たちに考えられないほどの犠牲を強いることはありません。 ただ、人に喜びを与えられるように、心の中に喜びを持って進んでいくようにと言っているのです。 自分がこの世を訪れたことにより、世界がほんの少しでも良くなれば、それで私たちは自分の使命を果たしたことになります。」 |